群馬で生まれた繭の物語

群馬と繭

群馬県は古くから蚕糸業が盛んな地域でした。約120年前の1892年(明治5年)、世界最大級の製糸工場「富岡製糸場」が群馬県富岡市に誕生。生糸輸出の最盛期は、日本の輸出額の半分が生糸、その3分の1が群馬県産。県民のほとんどが何かしらの形で蚕糸業に関わっていたといわれ、県民の日常生活に深く浸透していました。現在は当時と比べ養蚕農家数、繭生産量ともに激減しましたが、今なお全国45%、日本一の繭生産量を誇っています。

肌と繭

昔から、製糸場に従事する女性たちはある共通点がありました。それはすべすべな手肌。近年研究が進み、繭の成分「セリシン」に人の肌をみずみずしく保つ効果があることがわかってきました。その理由はセリシンと肌の天然保湿成分(NMF)の構造が似ていることや、セリシンが保湿性、保水性に優れたアミノ酸「セリン」を多く含んでいることにあります。セリシンはほかにも、強力な抗酸化作用、紫外線を防ぐ機能を持つという研究発表もされています。

石鹸と繭

薬局にいらっしゃるお客さまの中に、肌のお悩みを持つ方が多く、何かできることはないかと考えました。群馬県では古くからよく知られていた繭の持つ力。その繭を石鹸素材に使うことで、肌にやさしく、どなたでも安心してお使いいただける石鹸ができました。また、多くの方に手軽にご利用いただけるよう、独自の製法により液体石鹸として生成しました。地場産の伝統的な素材を使った繭石鹸を、多くの方に安心してお使いいただきたいと願っています。

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